アスリートの怪我をしたときの過ごし方について紹介【元プロサッカー選手の経験談】

どうも、タキヤです。大学卒業から4年間プロサッカー選手として活動。
経歴は元プロサッカー選手でJ2(日本の2部)、J3(日本の3部)、JFL(日本の4部)リーグを経験して引退。
アスリート時代には8度の怪我と5回の手術を経験しているのである程度信頼できる記事かなと思います。
・怪我をした時の向き合い方
・怪我をしても大丈夫な理由
・怪我あけでの不安の取り除き方
目次
アスリートの怪我をしたときの向き合い方について3パターン紹介
自分自身の感情を受け入れる
結論、怪我をしてしまった自分の状況やその時の自分自身の感情を受け止める。
おそらく頭の中では「スポーツができない」「悲しい状況」や「悔しい状況」になると思いますが。
ぼく自身はその勘定を受け止めました。
実際の経験談
・中学校時代
一番最初の大きな怪我だったんですが、中学2年生のときにスネの骨が折れてしまう怪我でした。
痛み以上に、サッカーが出来ないことを想像すると正直悔しかったし一人でいる時は泣いたのを覚えている。
けど、「怪我をしてしまった」って現実は変えられないのでまずはその現状と自分自身の感情を受け入れることから入りました。
結局、中学3年生の春は強豪校のセレクションに行くこともあるなかで行けなかったりしましたが、
結果、強豪校に行くことは出来ませんでしたがある程度強い高校でもサッカーを継続することができました。
・大学時代
大学は関西1部リーグに所属するサッカー部に所属していました。
大学2年生のときに足の甲の横の疲労骨折(ジョーンズ骨折)で3ヶ月間の離脱。
当時、100人超える部員数でチーム数がA,B,C,Dチームに分けられていた。
その中でBチームに所属している状況でもう少しでAチームに上がれるって時に怪我で離脱をした。
実際、落ち込んだものの結果怪我をしてしまった状況は変わらない。
なので、その怪我をしてしまった現状を受けて止めて、復帰したときにパワーアップした自分でプレーしていることを想像して過ごすことに自分自身のマインドを切り替えた。
昔、プロフェッショナルの流儀に出演していた本田圭佑選手が怪我をしている時にお話していたのですが、
「未来がわからないなかで、どれだけ自分を信じてやれるか未来を信じてやれるか」って言葉が個人的に好きで
誰も未来はわからないし、うまくいく未来を想像してすべてにおいてできることを全力で取り組むことで想像している自分に近づくとかなと思いました。
・プロ生活時代
プロ生活時代も手術を2回経験している、1回目は半月板損傷で手術、2回目は足の指の神経がきれてしまったので縫合の手術。
怪我をするたびに思うことがある「今後こそは終わり」と1日~2日は落ち込んだ。
しかし、切り替えてリハビリに励み復帰してプレーすることもできた怪我をする前以上に怪我をしてから成長出来た部分もあった。
例えば、足腰の筋肉が弱かったので筋トレをリハビリ期間に行い復帰した時当たり負けしない身体を作ることを実際に行った。
怪我をしてから客観的に自分を見ることができるので以外に自分自身の弱かった部分や知らなかった事に気づき成長することができる。
まとめると怪我をした時は自分の感情をまず受け止めることと復帰したときのイメージを膨らましながらプレーすることが重要。
気分転換に自分の好きなことをする
個人的な意見になるが好きなことすることで気持ちが楽になる。
怪我をしてしまったときはマイナスな気持ちになってしまう。
ぼくの経験上そんな時に自分の好きなことをすることが重要。
例えば、ぼくの場合は中学時代ウイニングイレブン(サッカーゲーム)が好きだったので入院中プレイ時間1000分くらいしてました。
続いて、好きな食べ物を食べる。
普段、アスリートだと食べ物など気を遣ったりするがすぐに復帰することが出来ない。
なので、ピンポイントの話になるがローソンのからあげクンが大好きだったのでそれを食べたりして違った形で自分への満足感を作ったりしてました。笑
ここで伝えたいことは怪我をしてしまった現状をポジティブなマインド変えるために自分の好きなことをすることで、その怪我をしてしまった状況を前向きのの捉えられるようにすることが重要。
違った視点で成長する
怪我をしてもアスリートとしてできることはある。
実際にぼくが怪我をした時にやっていたことが、自分の昔の試合を見返す。プロの試合を見る。怪我の部分以外の筋トレを実施する。
3つ今書きましたが、それぞれ書いていくと
自分の試合を見返すってことは普段から見ていたりするが実際冷静に客観的に見れる時間って怪我をしてしまっている状況だからこそ見れる事があると思う。
プロの試合を見る。
当時、サッカーをすることが大好きであまりサッカーをみること自体はしていなかったが、
怪我をしてから体が動かない中でできることを考えてときにプロの試合をみて感じたことをノートに綴ることが一つの策だと思う。
まとめると、怪我をしたから終わりではなくて怪我をした時に何ができるかってのを一つ考えることで自分自身の成長につながる。
怪我をしても大丈夫な理由2つ
結論怪我をしないことがベストなのですが、アスリートは怪我と隣り合わせなのが事実
なので、ここでは怪我をしても大丈夫な理由について書いていく。
精神的に強くなる
アスリートとして怪我をしてプレーできないなかで地味なリハビリを経験して復帰することで精神的に強くなる。
怪我をすると自分の体との向き合い方を研究するようになる
怪我をしても大丈夫な理由の2つ目にこれを入れた理由は実際に僕自身が怪我を経験して向き合い方を研究したから。
例えば、半月板損傷については膝周りの筋肉が弱いと再発しやすいと言われている。
だからもも前の筋肉を多めに鍛えることで再発を防ぐ為に努力するようになる。
他にも、もも前の肉離れを経験したことがるが再発しないように練習前のストレッチの時間を普段は30分程度だったところを1時間ほど取って練習に入るようにしていた。
結果再発してしまったが再発のリスクを減らすことは可能。
だから僕自身は怪我をしても大丈夫と書いた。
競技復帰明けの不安の取り除き方
結論、不安はつきまとう。
ただ、不安を取り除く事はできる方法はあるので2つ紹介する。
・復帰までの段階を踏む
リハビリをする中で例えば足の怪我をしてしまった時最初は松葉杖、歩行、ランニングと段階を踏む
それぞれの段階に合わせたリハビリがある。
そのリハビリのメニューを忠実にこなすことが重要。
実際、僕自身もリハビリ中「もっとやれるよ」とか思いながらリハビリをしていたこともあったが
早く復帰したことで怪我をしてしまったら意味がない。
それぞれの段階に合わせたリハビリのメニューをしっかりすることで不安は少しずつ安心に変わっていく。
・全力でできるようになったら恐れずに全力でプレーする
リハビリのメニューが終わって現場に復帰ができるとなった時にまた怪我をしないかって不安がでてくると思う。
医者にアスリートとして現場復帰を許可してもらった=全力で競技ができる状態
だから安心して競技復帰して恐れず取り組むことが必要
逆に競技復帰したあと痛みや不安があるのであればリハビリに戻ることをおすすめする。
自分の身体は一番自分が理解している。
僕自身、アキレス腱炎という怪我をしたことがあった。その時医者から復帰の許可がでた。
しかし痛くて復帰なんて到底無理だった。
そのときは、痛みがなくなるまで安静にしていた。
痛みがなくなれば現場に復帰をして不安を取り除いた。
まとめ
今回の記事はアスリートの怪我をしたときの過ごし方について書きました。
・怪我をした時の向き合い方
・怪我をしても大丈夫な理由
・怪我あけでの不安の取り除き方
この記事と一緒に読んでもらいたい記事(怪我をしてもプロサッカー選手になれた理由など書いてます。)