プロサッカー選手になるにはどうしたらいい?【自論と経験則から書いてみた】

2021年10月22日

どうも、タキヤです。

大学卒業から4年間プロサッカー選手として活動。

経歴はJ2(2部)、J3(3部)、JFL(4部)リーグを経験して引退。

現在は転職活動をしてサラリーマンとして働いてます。

本記事の内容

サッカー選手になるための方法となれる確率についてそれぞれ解説。

プロサッカー選手になるにはどうしたらいい?

実績(全国大会に出る、各年代の代表に選ばれる等)を残して各クラブのスカウトに見てもらうチャンスを作る

実績を残す必要性

小学校、中学校、高校、大学で選抜に選ばれる、大会で優勝するなど。

理由としてはサッカー選手時代、周りの選手の肩書を見ると何かしら実績を残していたから

例えばU-18日本代表、全国大会出場等が肩書があると評価者(選手を取る側)は何も実績がない人と

比べた時に前者を取る。理由は実績があるからだから実績を残す必要がある。

具体的に実績を残す方法

与えられたチャンスをものにして新しいチャンスの場で結果を残す

実際の経験談交えて書くと

部員100人近くの大学で1年生で試合に出て活躍出来ずに、AチームからBチームに落ちて

Bチームでも怪我をしてからリハビリ復帰後、Cチームに落ちた。

そこからCチームで紅白戦で点を取って結果を残す。

Bチームに昇格、けが人や部員がやめるなど色々運が重なったものの

大学3年生のとき、公式戦のベンチでメンバー入できることになった。

途中出場でチャンスをもらって点を取って試合が終わった。

そこから大学4年では7年ぶりの全国大会に出場して全国の舞台で点を決めた。

そこでスカウトに評価してもらい練習参加のチャンスをもらった。

その練習参加で点を決めて最終的に契約ができた。

なので、チャンスをものにして新しくもらったチャンスもものにすることが重要

詳しい内容は▶選抜歴0回の僕がプロサッカー選手として契約できた理由について考えてみた

チャンスの作り方

評価者(コーチ・監督)に良い評価を貰うことでチャンスは回ってくる

サッカーチームには、監督とコーチがいる。

その監督とコーチに「この選手使いたい」と思ってもらわないと試合にはでれない。

なので監督・コーチが求めていることプレーすればチャンスはもらえる。

これは、どの世界でも一緒で会社員でも部長が求めている事に対しての結果を出せば

称賛され出来なければ評価してもらえない。

実際の経験談から考えるチャンスの作り方具体例

・評価する側から言われたことを徹底的にトライして成長する。
→ぼくの場合コーチに「線が細いし弱い・ヘディング強くしろ」と言われた。

身体を強くするために筋トレ、ヘディングを強くするために自主練実施。

結果:それを試合で活かせるようになって試合に出ることが出来た。

みたいない感じで都度、評価する側から指摘されたことを感じ取りそれを改善することでチャンスが来る。

最後までサッカーを続ける

大学4年、就活しないでサッカーだけ続けたからサッカー選手になれた。

大学4年生のとき、どこからもオファーがないのにサッカーだけ続けた。

周りは就職活動をしているなかで正直、不安だった。

「もし、サッカー選手になれなかったら、、、」なんて想像したこともあった。

けど、結果的に大学4年の全国大会でVS順天堂大学との試合で得点を決めて

そこからFC岐阜の練習参加の切符を獲得して大学4年生の3月ギリギリでサッカー選手になることができた。

もう1つ理由がある。

サッカー選手を目指すことを諦める人間がギリギリ(大学卒業のギリギリの意味)になればなるほど増える。

ぼくより実績を残している選手・優れている選手はたくさんいた。

だけど、その選手も途中でサッカー選手をあきらめて就職活動をする選手も複数目にしてきた。

なのでギリギリまでサッカーを続けることでサッカー選手を目指している人の母数が減りサッカー選手になる可能性が上がることもあると思う。

ここまで色々書きましたがぼく的にサッカー選手になる人の特徴も紹介。こちらから

3つのバランスの重要性:心、技、体

自分にどんな能力があるか客観視することが重要

「おれ、サッカー選手になれるのかな?」

「なんで試合にでれないんだろう」

と考えている人へ

自分が主戦場としているポジションのやつで

どこが劣っているかどこが勝っているか

これをノートに書き出してみるといい

僕の実際の経験談を書くと

心=メンタルは他の選手よりも辛抱強く戦える選手

技=テクニックは圧倒的に低い

→・練習前ドリブル練習をする

 ・シュート練習を練習後自主練をする

体=身体は強いけど活かせていない

→相手を背負って楔を受ける練習実施

みたいな感じでノートに書き出して整理することで

頭のなかが整理できてくる。

そして他の選手と比較した際にどこが勝っているか

重点滴にトレーニングを行い。

負けている部分は程々にトレーニングをするべき

結果、一番プロサッカー選手に近づくためには

突出した武器があるのは重要。

理由としては見たときにわかりやすい武器がある

ほうが評価がしやすいから。

なのでこの、心、技、体と自分の価値を確かめる

ときに分解して考えることをおすすめする。

世代別でプロサッカー選手になるパターンについて紹介

高校生からプロサッカー選手になる2パターン

結論、高校サッカーからプロになるかクラブの下部組織からプロになるかの2パターン

ぼくの場合はどちらでもない。

1つ目の高校サッカー部からプロになる方法について解説

強豪校に行くか、部活の顧問の繋がりを使ってプロチームの練習参加をして契約を勝ち取るか。

まず、高校のサッカー部からプロになる確率を出す。

数字で見る高校サッカーからプロサッカー選手になれる確率

高校のサッカー部から約0.08%の確率でJリーガーになれる

計算式

36人:2021年高卒プロ人数÷(4037校×11)×100=約0.08%の確率でプロサッカー選手になれる

36人:2021年高卒プロ人数÷(4037校×11)×100=約0.08%の確率でプロサッカー選手になれる

参考サイト:ゲキサカ高校野球ドットコム

※ベンチからサッカー選手になるパターンもありますが試合に出てる人のほうが確率的に高いので今回は11人に設定して計算しています。

数字で見る下部組織からプロサッカー選手になる確率

下部組織からプロサッカー選手になれる確率、約5.3%

Jリーグのクラブ数については全部で57クラブ

Jリーガーになった選手の人数は33人

33人(Jリーガーになった数)÷Jリーグクラブ数×11人×100=下部組織からサッカー選手になれる%が出せる

※あくまで確率論なので参考までに。

大学生からプロサッカー選手になるパターン

大学は母数が把握出来ていなので2021年度のJリーガーになった人数だけ記載しておきます。

大卒でJリーガーになった数:107人

ぼくの場合このパターンでプロサッカー選手として契約出来た。

ほとんどの場合は高校サッカーでサッカー選手になれずに大学の舞台で

引き続き、サッカー選手を目指すために続ける場所みたいなイメージ

アマチュア契約からプロサッカー選手になるパターン

Jリーグのアマチュア契約からプロ契約になるパターン

簡単に言うとサッカー以外で仕事しながらサッカーをすること。

これがアマチュア契約。

なので、最初はアマチュア契約で試合で活躍してプロ契約に切り替わる選手がいる。

まとめ

・サッカー選手になるにはどうしたらいいか
・サッカー選手になるための方法を世代別それぞれ解説

今回の記事は育成年代でサッカー選手を目指している方やサッカーファンの方に向けて書きました。

サッカー選手だったぼくが考える「サッカー選手になるにはどういい?【自論】」でした。

この記事を読んでいる方はおそらくサッカー選手を目指している高校生や大学生だと思うので

参考になりそうな記事貼っておきます▶プロサッカー選手の「やりがい」と「大変だったこと」について