サッカーの自主練は必要か否か?【元プロの経験談を書いてみた】

どうも、タキヤです。
大学卒業から4年間プロサッカー選手として活動。
経歴はJ2(2部)、J3(3部)、JFL(4部)リーグを経験して引退。

少年だった
ときの
タキヤ
練習とは別に練習する必要はあるのかな、、、、
自主練すれば結果はでるのかな、、、、
どんな自主練をすればいいかな、、、、
こういった悩みを抱えているサッカー少年はいるのかなと思ったので今日はこの悩みについて書いていきます。
■本記事の内容
・自主練はする意味はあるのか
・サッカーは自主練することでのメリット
・自主練を効果的に行う方法について
目次
そもそもサッカーにおいて自主練は意味があるのか?【必要です】
サッカーにおいて自主練は必要です
■自主練は必要です
選手として力がつくから
自主練の目的は自分自身が成長して試合に出て活躍するのが目的。
チームでの全体練習だけではできない部分を
自分なりに考えて練習することで、
今までできなかったことが出来たりするので
選手として力がつくのでおすすめ。
最初は量を圧倒的にこなすことがおすすめ
自主練習については
「効率よく練習することによって意味のある練習になる」と言われるけど、
それはあくまで練習をたくさんしたからわかることだと思う。
最初から自分のだめなところをすぐに見つけてトレーニングしたからといって成長するわけでもなく、
毎日、少しでも自分なりに考えてトレーニングするから成長する。
ここで具体的に僕の経験談を書く。
①僕の経験談(大学生編)
大学生のとき150名ほど部員のいるなかで一番下のチームで足は遅く身体能力も低かった。
大学2年生の夏怪我をしてしまい、トレーニングが出来なかった。
その時、自分自身も身体能力が低いことには気づいているのと、
大学のコーチにも「お前は身体が弱い」と指摘された。
なので、その期間を使って肉体強化をするために週5回~週6回でトレーニングルーム通いつめた。
結果、大学4年生の春からは部員150人ほどいる中で一番上のチームで試合にでて関西では負けないくらいの身体の強さを手に入れた。
②僕の経験談(プロ生活編)
プロ生活2年目のとき、あるコーチに出会った。
そのコーチとは練習が終わったあととは
別に1時間くらいほぼ毎日、自主練に付き合ってもらった。
いろんな形のシュートパターンを教えてもらい、ボールの受け方などトレーニングに付き合ってもらった。
真夏の人工芝で体感温度40度超えているときも、雨の日の寒い日もほぼ毎日実施。
ある時、その当時の監督がぼくをベンチに入れてくれた。
試合当日のミーティングで僕をベンチに入れた理由について話した。
「練習後の練習で成長しているから入れてみた」みたいな感じだったと思う。
その試合では出場機会はなかったが
その次の試合などは途中出場で起用してくれたりすることもあったので
結果、意味のある自主練習だなと実感した。
要所、要所できなかったことがでできるようになったから自主練は意味があったのだと実感した。
なので、自主練は必要だと書いた。
自主練をすることでのメリットについて
気づきが生まれる
例えば、自主練しようと考えた時に
どんなトレーニングしたらいいかを考える。
自分の強いポイント弱いポイント整理する。
弱い部分の能力をあげるのか、
強い部分の能力をあげるのか
そもそもどこが強いのかを、分析するようになる。
いろんなところでの気づきが生まれる。
自分で、考えるようになるので自主練は多く気づきが生まれる。
考える力がつく
サッカーは監督がいて監督の指示でチーム全体が動く。
なので、監督の指示で動くスポーツだと思ったりするかもしれない。
けど実際は監督の指示だけでは物足りない。
試合に出るためのサポートはだれもしてくれない。
だから、試合に出れるために「どんなトレーニングをするか」を自分で考えて補っていかなければいけない。
もちろん全体の練習だけで、
監督の求めてるプレーをできれば自主練はしなくてもいい。
実際はそんなに甘くはなかった。
そんな弱肉強食の世界で、
どのように生き残るかを自分なりに考えて
自主練をすることで考える力がつくからおすすめ。
補足:違う畑に行っても活かせる
この章は正直飛ばしてもいい。
サッカーとは関係のない話なので‥笑笑
ただ、ほとんどの人はサッカー界だけで人生は終わらない。
いずれかは別業界で働くので一足先にサッカー界から離れたぼくが経験談を書く。
現在、中小企業の営業マンとして1年目が終わる。
30名ほどの社員がいる中で、半期のMVPになった。
この賞を貰った背景はサッカーで培った自主練するのが当たり前の考え方だ。
これをしたほうがいいとかってお話ではなくて実際に社会でもスポーツの経験は活きる経験だったから書く。
サラリーマンは成長や成功に貪欲ではない。(もちろんすべての人がってわけではない。)
だから、業務時間外になれば仕事は終わりの感覚を持っている人がいる。
なので仕事とは別の時間で自分の弱い部分を
勉強したりすることで他のメンバーと
差別化した。もちろん他のメンバーもしている人はしている。
だから、自主的に練習する習慣がつけば
社会に出たときに他の社員に勝つにはどうしたらいいかを考えて時間外で自分の弱い部分を勉強したり
強い部分を伸ばしたりする考える習慣があるのでそこは違う畑に行っても活かせる部分だと感じた。
自主練を効果的に行う為の考え方
実際経験しないとわからない
自主練は効率的な方法はない。
自分自身の良いとこ悪いところは違う。
ぼくもどうしたら効率いいかなとか
考えてたりしたが、
結果効率がいい自主練はなかった。
ただ、自主練を意味あるものにする方法はある。
継続してトレーニングすることが重要。
途中で成長が感じられなくなってやめてしまったら成長は止まる。
前に進んでいるかどうかわからない時ほど
諦めずに練習を続けることが成長への一番の近道だと思う。
疲れている時に自主練するのもあり
よく疲れたときは練習を休むことも重要という話もあるが、
結局のところ都合がいい言葉ではあった。
例えば、今日身体きついから
チーム練習とは別の練習はいらないと
休んでしまった日はもう2度と戻ってこない。
だからこそ精神論的な話になってしまうが
疲れているときでも自主練をして競争しているメンバーに差をつける、または追い抜くために1日をやりきることが重要。
最後に、、、
どんなに自主練をしたからといって必ずしも成功する訳ではないのを僕は知っている。
事実、プロ生活では大きな実績は残せなかった。
だけど自分の成し遂げたいコトの確率を
上げるためには他の人がやっていない時に
トレーニングをすることで自分の成し遂げたいコトの確率が上がることをこの27年間で実感した。
まとめ
■今回の記事まとめ
・自主練は必要不可欠
・習慣がつけば違う畑に行っても活かせる。
・必ずしも自主練をしたからといって成し遂げたいことが成し遂げられるわけではない、、、
今回はサッカー少年やサッカー選手を目指している大学生に向けた記事で
自主練をすることの意味について書いてみました。
このブログではサッカーに関するコンテンツ
サラリーマンとして働くなかでの気づきのコンテンツを書いていきます。
サッカー少年やサッカー選手を目指している方はこの記事も一緒に読んでください。